アルコールは人生をも壊す

アルコールは人生をも壊す

これは運動のお陰で、メタボリックシンドロームを脱出した知人のAさんの話です
※彼はお酒がとても好きな人です。

 

わたし「Aさん、たくさん運動できるようになってよかったねぇ。でも、尿酸値も高いし、お酒やめてみません?」

 

Aさん「仕事終わった後や、ジョギングの後のビールは格別よ」

 

わたし「そうなんですか でも、ビールだけで終わります?」

 

Aさん「正直いうと、ビールの後、食事に合わせて冷酒やワインを飲みます。ほんのり甘いのが好きなんです。食事が美味しくなるんですよ。正直に自状しますけれども、お酒が足りなくなって、日の前のコンビニに買いに行ったりします。 一昨日も、つまみが欲しくなって冷蔵庫をあさっていたら、妻に怒られてしまいました 飲み過ぎって言われて」

 

わたし「自分でも飲み過ぎだと思います? 奥さんが厳しいと思います?」

 

Aさん「いえいえ、妻は正しいんです。いつでも正しい。ずいぶん食事に気を使ってくれて、手間をかけて低カロリーの割には腹持ちする食事つくってくれています。でも、お酒が進むと、たくさん食べちゃうんです。飲んでいるときにはガードが下がるみたいで・・・そしてまた飲んでしまうんです。そんな時に忠告されるとイラッとしちゃいます。この前も飲み過ぎて失敗しちゃいました」

 

わたし「だったら、なおさらアルコールやめてみましょうよ。ちょっと飲むといっぱい飲んじゃうんですよね。そしたら止めればいいんですよ」

 

Aさんはちょっと困った顔をされていました

 

 

アルコールの脳への影響

アルコールというと、肝臓が問題と思われる方も多いかもしれませんが、 一番の問題は脳への影響です。

 

アルコールは一過性的に脳に快楽物質を放出させ、脳の機能を麻痺させます。その相乗作用により、最初は陽気になり、また、不安感も減らしてくれます。

 

ところが、アルコールの量が増すと、アルコール中毒と呼ばれる状態になります。

 

アルコール中毒には急性アルコール中毒と慢性アルコール中毒があります

 

あなたも、どちらかの中毒を経験したり、慢性中毒に知らず識らずになったりしているかもしれません

 

 

ケージ(CAGE)テスト

次のテストをしてみてください。

 

間1 飲酒量を減らさなければならないと感じたことがありますか? C

 

問2 他人があなたの飲酒を非難するので気にさわったことがぁりますか? A

 

間3 自分の飲酒について悪いとか申し訳ないと感じたことがありますか? G

 

問4 神経を落ち着かせたり、二日酔いを治すために、「迎え酒」をしたことがありますか? E

 

このテストは、頭文字をとってCAGEテストと呼ばれます。二項目にあてはまれば、アルコール中毒の危険性がありです。

 

先ほどのAさんをテストにかけてみましょう。

 

宴会の失敗を申し訳なく思っている(G)一方、奥さんの忠告を正しいとは思いながらも(C)、従っていませんでした(A)。

 

Aさんは飲酒量も減らすべきと思いながらも晩酌をつづけていました。ケージテストに照らし合わせると、医学的には立派なアルコール依存症の可能性が高いと言えます。

 

 

強迫性飲酒の怖さ

「厳しすぎなんじゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

ところ が、魔の手はすぐそばに迫っています。それが強迫性飲酒と呼ばれるものです。

 

脳に快楽物質を放出させるアルコールは、過度の不安や緊張から人を救ってくれるかもしれません。

 

あるいは、アルコールがもたらす幸福感や食欲増進作用は、その場を盛り上げる良い潤滑油になるかもしれませんc飲酒量も少なく、機会も少なく、その時だけなら問題は少ないともいえます。

 

ところが、 一度飲み始めるととことんまで飲みたくなる人を見かけたことはありませんか?

 

最初は「明日は用事があるから今日は酒は少なめでいいよ」とか「帰ってこれから片づけなくてはならない仕事があるから、早く切り上げるよ」と言っていたのに、飲み始めるととことんまで飲んでしまう人

 

最後は千鳥足で、帰りたい人を引き止めたりしてまで飲み続ける。

 

脳の理性は麻痺してしまい、脳が快楽物質の放出のため刹那的にアルコールを渇望している状態です。これが強迫性飲酒です。

 

 

アルコールの害は覚せい剤に匹敵する

体を壊しながらも、そのものを渇望する。何かに似ていませんか?  

 

そうです。 この状況は、覚せい剤などの薬物中毒とよく似ています。

 

実際、

 

「アルコールはヘロインやコカインよりも危険――英研究チームが報告」(産経新聞2010年11月6日)
という記事が出たことがあります。

 

その記事には、

 

「イギリスの科学者らが20種類の薬物の人体への有害性や依存度、他人への悪影響などの項目で評価・比較したところ、人類にとってアルコールはコカインやヘロインよりもさらに危険な物質である」

 

との結論を導き出した」と記されていました。

 

そして、

 

アルコールの脳への影響から、意識状態の低下による事故や争いなどにより、命を落としたりケガをしたりする率が高く、それは麻薬に匹敵する

 

 

という警鐘も含まれていました。

 

この記事の中では、1年間におけ全世界の死亡者のうち、実に3.8%もの割合がアルコールが原因による死亡であるとの事実にも触れられています。

 

100人が亡くなると、そのうち約4人はアルコールが原因で亡くなっている・・・というわけです。

 

 

アルコールが入ると、コミュニケーションがよくとれるようになるので、経済的にはプラスに働くのでは? と思われるかもしれません。

 

ところが、2012年2月に

 

「飲み過ぎは4兆円の損害を社会に与えていて、5兆円の損害のタバコの損害と同様である」

 

と厚労省から報告が出されました。

 

また、1985年から1990年、ゴルバチョフ大統領のアルコール摂取制限政策により100万人の命が救われたとされています。

 

先ほどのCAGEテストの結果にびっくりされた方も多いかもしれません。でも、慢性アルコール中毒は暗い闇への一本道といえます。

 

現代の医療をもってしても破壊された神経細胞を治す治療方法はないため、誰も助けることはできません。

 

 

大切なことは、「そういった状況に陥る前に引き返す」ということです。


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